COLUMNコラムALLアーティスト・コラム流行歌・コラムシティポップ・コラムプレイリストディスクレビューニッパー沖縄・コラムインタビュー山田全自動さん金澤寿和さんMORE 流行歌・コラム> 「有楽町で逢いましょう」記念日 東京都の人口がニューヨークやロンドン抜いて世界一になったと報道された1957(昭和32)年。高度経済成長の黎明期であったその年に、名曲「有楽町で逢いましょう」は誕生しました。 流行歌・コラム> 稀代のエンターテイナー、フランク永井 フランク永井の真骨頂、ナイト・クラブでのライブ実況録音が、ついにCDで初復刻! アーティスト・コラム> デビュー35周年&歌手活動再開10周年記念アルバムをリリース~シンガー高岡早紀の歩みをふりかえる 1988年4月30日、シングル「真夜中のサブリナ」(「マドラス」テレビCM曲)で歌手デビューし、3年半の間に4枚のオリジナルアルバムと7枚のシングルをリリースした高岡早紀。その後は女優として、舞台、映画、テレビドラマ等で活躍していますが、2013年より音楽活動を再開し、近年はライブ活動も精力的に展開しています。 3年半のアイドル時代は、大半の楽曲の作曲・編曲・プロデュースを加藤和彦(サディスティッ… アーティスト・コラム> 飯島真理 40th Anniversary 『All Time Best Album』 飯島真理がデビューして40周年を迎えた。2023年のアニバーサリー・イヤーにはリリースやライヴが相次ぎ、彼女にとってもファンにとっても特別な一年だったはずだ。この一連の流れで新たなリスナーへもアプローチし、さらには80年代諸作品がシティポップの文脈でも高く再評価されている。ここでは彼女の唯一無二の個性がどのように育まれ、そして花開いていったのかをおさらいしてみたい。 幼少時からピアノを習っていた飯… シティポップ・コラム> 林 哲司 プロデュース及び関連作品の魅力 1973年4月にシンガーソングライターとしてデビューした林 哲司は、今年デビュー50周年を迎えた。それを受けて、今年は、各社から数多くの関連作品が発売されている。ビクターエンタテインメントでは、6月に発売したディスコ・ミュージックにスポットを当てた作品集「ディスコティーク:ルーツ・オブ・林 哲司」に続き、10月に「ビクター・トレジャー・アーカイヴス~林哲司ビクター・イヤーズ」をリリース。石野真子、… 流行歌・コラム> 透き通るような歌声で私たちを魅了し続ける三善英史 端正なルックスとソフトな歌声で、多くのファンを魅了し続けている三善英史の、初めての5枚組CDボックス「決定盤!三善英史 スペシャル・コレクション」がさきごろ発売された。 シティポップ・コラム> フィーメル・シティポップ名作選の新たな魅力 YouTube,SpotifyなどのDSPを介し、世界中で聴かれるようになった日本のシティポップ。2021年から60W以上発売しているビクターの名盤復刻シリーズ『マスターピース・コレクション』の女性アーティスト編の第二弾『フィーメル・シティポップ名作選』が発売された。今回は、荻野目洋子、松本伊代、遠藤京子(響子)、多岐川裕美、岡安由美子、宮崎美子、障子久美、阿川泰子、美保 純、秋本奈緒美、キララと… 流行歌・コラム> 名歌手「佐良直美」の魅力 「世界は二人のために」で鮮烈なデビューを飾って以来、名歌手として長く支持され続ける佐良直美。そんな彼女の新しいCDコレクションが発売になりました。 ディスクレビュー> 今こそ聴きたい「海や山の神様たち」~ここでも今でもない話 生涯に渡りエコロジカルなメッセージを発信し続けた故・坂本龍一。日本を代表する偉大な音楽家の原点とも言えそうな作品が1975年に発表されている。 六文銭のメンバーでもあった北海道出身の及川恒平が企画・作詞を手掛け、当時、東京藝術大学に在学していた坂本龍一が全曲を作曲、さらに編曲を手掛けたのが坂本龍一と山下達郎。“少年少女合唱団みずうみ”と共に山下達郎ら“シュガー・ベイブ”のメンバーもコーラスで参加し… 流行歌・コラム> 『ビクター・トレジャー・アーカイヴス』~ジャズ・プレイヤー出身の作曲家の魅力について 中村八大、平岡精二、鈴木庸一には重要な共通項がある。 それは、高度成長期に突入して間もなくの煌びやかで勢いのあった時代のジャズ・プレイヤー出身の作曲家であるということである。 中村八大は1950年代にシックス・ジョーズ、ビッグ・フォアと人気バンドに在籍し、その後、国内レーベル発売盤最古のピアノトリオ作品といわれている『メモリーズ・オブ・リリアン』を発表。その作品のクオリティは大変高く、もし彼がジャ… アーティスト・コラム> ブルーベリー・ジャム!!!!!!~飯島真理と坂本龍一の出会いが生んだ1983年の奇跡 衝撃だった。 田舎育ちの中学生にとって、ジャムと言えばイチゴかせいぜいリンゴで、ブルーベリーなんて、食べたことはもちろん、見たこともなかった。 Blueberry Jam(作詞・作曲:飯島真理 編曲:坂本龍一) 1983年9月21日に発売された飯島真理の1stアルバム『ロゼ』の1曲目に収録されている。 「むすんだ手のひら 中にかくれてたのは 言葉を超えて 愛を伝える ビン詰めにされた ム… ディスクレビュー> ピンク・レディーの進化を記録した究極の映像集 「これが40年以上前の映像!?」。誰もがそう驚くに違いない。ブラウン管テレビを観て育った昭和世代はその鮮明さに、いわゆるZ世代は現在のダンス&ボーカルユニットに通じる煌びやかなパフォーマンスに――。 2023年4月19日、音楽ファン待望のDVD-BOX『Pink Lady Chronicle TBS Special Edition』がリリースされる。TBSのアーカイブから選りすぐられたピン… ディスクレビュー> いま、未唯mieが面白い いま、未唯mieが面白い。 あ〜イヤ、このセリフは正しくないな…。正確には、彼女はココ10年ぐらい、ずーっと面白い音楽を歌い続けているが、多くの人がそれに気づいていなかった、ということ。でもここ2〜3年、徐々に好転してきた感があって。今年で14回目を数える新春恒例行事、未唯mie Sings「新春“Pink Lady Night”」は、東京オンリーから大阪、横浜と拠点を増やし、今年の東京公演に… ディスクレビュー> 松本伊代の“トレジャー・ヴォイス”を豪華ミュージシャンの演奏で堪能できるスペシャルライブBru-ray! 2022年2月8日、松本伊代にとって初のライブBru-ray作品『40th Anniversary Live “トレジャー・ヴォイス”』がリリースされる。これは前年10月21日のデビュー記念日にビルボードライブ横浜で開催した40周年記念公演(2ndステージ)の模様を完全収録したもの。当日はライブ配信も行なわれたが、Blu-ray化にあたって映像と音声をブラッシュアップして再編集。さらに、1stス… ディスクレビュー> 名盤・珍盤 探偵団日記 その1 海老一染之助・染太郎「染之助・染太郎のおめでとうございます/年がら年中ご祝儀だァ!」 ショーワ生まれの諸兄姉にとっては“お正月の顔”と言い切っても過言ではないであろう海老一染之助・染太郎。 新春のテレビ演芸番組で“傘”を回しまくる、彼らが出てくるだけでオメデタイ空気が溢れるという伝統演芸・太神楽の名人なのでR。 和傘に毬・枡・土瓶・扇子などを駆使した曲芸を「おめでとうございまーす!」「オープン・ザ・傘!」「いつもより余計に回しております!」「コレでいただくものはおんなじなの!」「す… 流行歌・コラム> すばらしき「チェリッシュ」の世界 1971年に5人組グループとしてデビューしたチェリッシュが、松崎好孝の松井悦子のデュエット・グループとして再スタート切ったのが1972年。それから半世紀、1977年の結婚を経て、2022年“二人は夫婦”の年に活動50周年を迎えた。 70年代には驚異のペースでシングルとアルバムをリリース。そのレパートリーは非常にバラエティ豊かで、彼ら自身のオリジナル・ヒットのみならず、フォークやニューミュージックの… 流行歌・コラム> 『ビクター・トレジャー・アーカイヴス』~シティポップの源流とも言える魅力について 歌手だけでなく、作詞家や作曲家もレコード会社毎の専属制度が敷かれていた昭和30~40年代、ビクターでは御大の作曲家・𠮷田正を筆頭に、作詞家は佐伯孝夫、宮川哲夫、作曲家は渡久地政信、鈴木庸一といった作家陣がヒット曲を競っていた。その頃の歌謡曲にスポットを当てた新シリーズが『ビクター・トレジャー・アーカイヴス』である。今回は、当時若手作家としてキャリアをスタートさせ、後にフリーとなって大活躍を遂げる… ニッパー> 「世界が愛した犬」の物語 蓄音機の前で首をかしげる犬。このビクター・マークの原画は、1889年にイギリスの画家フランシス・バラウドによって画かれました。描かれているのは元々お兄さんのマーク・H・バラウドが飼っていた「ニッパー」という名の犬。非常に賢いフォックス・テリアでしたが、兄のマークが世を去ったため、弟のフランシスが兄の息子とともにニッパーをひきとり育てることになりました。ある日、家の蓄音器から、かつて主人マークが吹き… 1234