COLUMNコラムALLアーティスト・コラム流行歌・コラムシティポップ・コラムプレイリストディスクレビューニッパー沖縄・コラムインタビュー山田全自動さん金澤寿和さんMORE 流行歌・コラム> すばらしき「チェリッシュ」の世界 1971年に5人組グループとしてデビューしたチェリッシュが、松崎好孝の松井悦子のデュエット・グループとして再スタート切ったのが1972年。それから半世紀、1977年の結婚を経て、2022年“二人は夫婦”の年に活動50周年を迎えた。 70年代には驚異のペースでシングルとアルバムをリリース。そのレパートリーは非常にバラエティ豊かで、彼ら自身のオリジナル・ヒットのみならず、フォークやニューミュージックの… 流行歌・コラム> 『ビクター・トレジャー・アーカイヴス』~シティポップの源流とも言える魅力について 歌手だけでなく、作詞家や作曲家もレコード会社毎の専属制度が敷かれていた昭和30~40年代、ビクターでは御大の作曲家・𠮷田正を筆頭に、作詞家は佐伯孝夫、宮川哲夫、作曲家は渡久地政信、鈴木庸一といった作家陣がヒット曲を競っていた。その頃の歌謡曲にスポットを当てた新シリーズが『ビクター・トレジャー・アーカイヴス』である。今回は、当時若手作家としてキャリアをスタートさせ、後にフリーとなって大活躍を遂げる… ニッパー> 「世界が愛した犬」の物語 蓄音機の前で首をかしげる犬。このビクター・マークの原画は、1889年にイギリスの画家フランシス・バラウドによって画かれました。描かれているのは元々お兄さんのマーク・H・バラウドが飼っていた「ニッパー」という名の犬。非常に賢いフォックス・テリアでしたが、兄のマークが世を去ったため、弟のフランシスが兄の息子とともにニッパーをひきとり育てることになりました。ある日、家の蓄音器から、かつて主人マークが吹き… シティポップ・コラム> マスターピース・コレクション〜シティポップ・マイスター名作選の魅力 いま、空前とも言える世界的ブームの最中にあるシティポップ。元々は都会的で洗練された70年〜80年代の洋楽的和製ポップスを指す言葉だったが、裾野が爆発的に広がった今はもう、その捉え方も一枚岩ではない。世界的ブームの牽引役は、ネットやクラでシティポップを聴き、煌びやかなサウンド・メイクや80年代ブギーのグルーヴに魅せられた海外リスナーたち。中心は20歳代とまだ若く、アイドルや歌謡曲、アンビエント系も分… 沖縄・コラム> 沖縄について私たちが知らないこと(内田 樹) 今年(2022年)が沖縄の施政権返還50周年と聞いて、もうそんなになるのかと改めて歳月の流れの速さに驚いた。沖縄返還の年、私は21歳だった。だから返還前の沖縄がどんなふうだったのかは知らない。私たち本土の日本人にとって沖縄は「ほとんど外国」だったからである。もう記憶している人の方が少ないだろうけれど、沖縄に渡航するためにはパスポートの発給が必要だったし、現地通貨はドルだった。 私の2歳年上の兄… シティポップ・コラム> フィーメル・シティポップの魅力 今回のフィーメル・シティポップ再発ラインナップ、一見してアイドルや俳優の作品が並び、これがシティポップ?と思われる方もいらっしゃるかと思う。今回の10タイトルは、普段アイドルや俳優ものと認識されている作品たちの中から、シティポップの観点から光を当て、魅力溢れる作品たちをピックアップ、新たな切り口として世に提示する、画期的な再発企画なのである。 洗練されたシティポップ・サウンドは単にそれをメインに… 流行歌・コラム> 没後30年 スタンダード・ソングの巨匠・いずみたく 平仮名5文字で覚えやすいこの作曲家の名前は、60~70年代のテレビ黄金時代に育った昭和っ子であれば知らない者はいないだろう。テレビのみならず、映画や舞台などさまざまな場所で目にしてきたであろうし、氏が紡いだメロディはあちこちで耳にしていたはずである。いずみたくは、冗談音楽、そしてコマーシャルソングのパイオニアとして戦後まもない時代に一世を風靡した才人・三木鶏郎の下で腕を磨いた作曲家。やはり門下生だ… インタビュー> 半田健人&伊藤賢治 スペシャル対談!動画(後編) 日本を代表するゲーム音楽のクリエイター、伊藤賢治さんと、俳優でミュージシャンの半田健人さんによる歌謡曲対談、後編です。 今回は花の中三トリオの話から筒美京平編さんの話など、さらにお二人のマニアック度が炸裂!ここだけでしか聞けない話をお楽しみください。 https://youtu.be/OYd4CRmhihU 【リリース情報】 V.A.「筒美京平TOP 10 HITS 1981-1985」VICL-… インタビュー> 半田健人&伊藤賢治 スペシャル対談!動画(前編) 日本を代表するゲーム音楽のクリエイターとして〈ロマンシング サ・ガ〉や〈パズル&ドラゴンズ〉などの音楽を手掛けて来た伊藤賢治さんと、俳優でミュージシャンの半田健人さんが歌謡曲をテーマにスペシャル対談!途中からマニアックな話に脱線(?) 大盛り上がりの内容のため、前編と後編の2回に分けての公開! まずは前編をお楽しみください!後編は近日公開! https://www.youtube.com/… 山田全自動さん> 音楽好きあるある 山田全自動さん 連載・第2弾 MiQQeのロゴも担当いただいた、山田全自動さんによる連載「音楽好きあるある」連載・第2弾が到着! アーティスト・コラム> 映画が公開の今、改めて聴くビートたけしの「浅草キッド」 話題のNetflix映画『浅草キッド』が、12月9日に配信スタート。映画の原作であるビートたけしの自伝小説『浅草キッド』が発表されたのは1988年だが、ここで紹介するビートたけしの名曲「浅草キッド」が生まれたのは、それより以前のこと。 楽曲の誕生にはこんなエピソードがある。 高倉健主演映画『夜叉』(1985年8月公開)の福井ロケにビートたけしが参加する際に、たけし軍団のグレート義太夫に曲を作るから… アーティスト・コラム> 高橋由美子-“令和に復活した20世紀最後の正統派アイドル”を追体験できる映像作品!(ライブレポート:後編) Text: 濱口英樹 ■ライブレポート(後篇)(前編から続く) 自身が主演したドラマの主題歌を3曲続けて歌った高橋は「友達でいいから」のアウトロで舞台の奥に姿を消すが、入れ替わるようにステージにはグランドピアノとギタースタンドが登場。やがて赤のオフショルダーのパンツドレスに着替えた高橋が、この日のゲスト、鈴木大介・近藤嘉宏とともに現れた。登場時のBGMは3人が親交を深めるきっかけとなったNHK-… アーティスト・コラム> 高橋由美子-“令和に復活した20世紀最後の正統派アイドル”を追体験できる映像作品!(ライブレポート:前編) 2021年12月15日、高橋由美子のライブ映像作品『30th Anniversary Live 令和だ!由美子だ!全員集合!~日本青年館で逢いましょう~』がBru-ray/DVDとしてリリースされる。これは同年6月27日にデビュー30周年を記念して開催された同名公演の模様を収めたもの。コンサート本編を収録したBlu-ray通常盤、DVD通常盤に加えて、特典DVDと特典CDを同梱したデラックス・エデ… ディスクレビュー> 本田隆「十代の刹那は永遠となり、僕らの心に刻み込まれる。~BLACK CATS 40周年に寄せて~」 永遠不滅の80年代カルチャー・アイコン、BLACK CATSについてライター/DJの本田隆氏が書下ろし。 アーティスト・コラム> Spotify公式プレイリスト"Christmas Cocktail Jazz"に唯一ピックアップされた日本人バンド Kazumi Tateishi Trioの魅力 大伴公一 クリスマスにピッタリのSpotify公式プレイリストと、そこに唯一紹介された日本人バンドについて。 金澤寿和さん> CiTY POP のディープ&ビヨンド、マスターピースコレクションの意義と価値 降って湧いたような世界的シティ・ポップの大ブームに乗って、7月・10月の2回に分けて34作品を復刻した『マスターピース・コレクション~CITY POP名作選』。そのシリーズの企画意義について、改めて検証したい。 そもそもの定義が曖昧なシティ・ポップであるが、おおよそのコンセンサスが取れるところでは、70〜80年代に流行った洋楽的かつ都会的感覚を持ったポップ・ミュージック、ということになるだろうか。… 山田全自動さん> 音楽好きあるある 山田全自動さん 連載・第1弾 山田全自動さん 連載・第1弾! アーティスト・コラム> 名匠が愛した歌姫が監修・選曲した音楽ファン待望の作品集 生涯で手がけた作品はおよそ3,000曲。シングル盤の総売り上げ枚数は歴代1位の約7,600万枚――。日本のポピュラー音楽史上最大のヒットメーカーとして、1960年代から活躍を続けてきた作編曲家・筒美京平が旅立ったのは2020年10月7日。その偉業を称える声は日を追うごとに高まっている。 筒美を特集した番組が放送される一方、関連書籍やCDの発売も相次いでいるが、没後1年にあたる2021年10月20日… 1234