COLUMNコラムALLプレイリストアーティスト・コラム流行歌・コラムディスクレビューシティポップ・コラムニッパー沖縄・コラムインタビュー山田全自動さん金澤寿和さんMOREアーティスト・コラム アーティスト・コラム> ボーダーレスなギタリスト 鮎川誠 鮎川誠の追悼盤「VINTAGE VIOLENCE」が今月発売された。鮎川自身が参加した楽曲を中心に収録した初の企画アルバムである。もちろん、サンハウスやTHE ROKKETS、鮎川名義のソロの曲も収録されているが、今回は各アーティストの楽曲にゲスト出演した曲を中心にご紹介しながら、その魅力について記したい。 先ずはシーナ&ロケッツのブレイクのきっかけを作ったYMO関連諸作だ。アルファ移籍後のシン… アーティスト・コラム> MINMI『シャナナ☆』はレゲエ界の“ボヘミアン・ラプソディ” MINMIの初期名盤3作『Miracle』『imagine』『Natural』が貴重なボーナス音源&映像付きでリイシューされた2024年夏。そのブックレットインタビューでも熱弁していた代表曲『シャナナ☆』(※リイシュー版『Natural』[Deluxe Edition]にもボーナストラックとして収録)が、NHK『うたコン~星降る夜のコラボ祭り』やTBS『音楽の日2024』でド派手にパフォーマンス… アーティスト・コラム> デビュー35周年&歌手活動再開10周年記念アルバムをリリース~シンガー高岡早紀の歩みをふりかえる 1988年4月30日、シングル「真夜中のサブリナ」(「マドラス」テレビCM曲)で歌手デビューし、3年半の間に4枚のオリジナルアルバムと7枚のシングルをリリースした高岡早紀。その後は女優として、舞台、映画、テレビドラマ等で活躍していますが、2013年より音楽活動を再開し、近年はライブ活動も精力的に展開しています。 3年半のアイドル時代は、大半の楽曲の作曲・編曲・プロデュースを加藤和彦(サディスティッ… アーティスト・コラム> 飯島真理 40th Anniversary 『All Time Best Album』 飯島真理がデビューして40周年を迎えた。2023年のアニバーサリー・イヤーにはリリースやライヴが相次ぎ、彼女にとってもファンにとっても特別な一年だったはずだ。この一連の流れで新たなリスナーへもアプローチし、さらには80年代諸作品がシティポップの文脈でも高く再評価されている。ここでは彼女の唯一無二の個性がどのように育まれ、そして花開いていったのかをおさらいしてみたい。 幼少時からピアノを習っていた飯… アーティスト・コラム> ブルーベリー・ジャム!!!!!!~飯島真理と坂本龍一の出会いが生んだ1983年の奇跡 衝撃だった。 田舎育ちの中学生にとって、ジャムと言えばイチゴかせいぜいリンゴで、ブルーベリーなんて、食べたことはもちろん、見たこともなかった。 Blueberry Jam(作詞・作曲:飯島真理 編曲:坂本龍一) 1983年9月21日に発売された飯島真理の1stアルバム『ロゼ』の1曲目に収録されている。 「むすんだ手のひら 中にかくれてたのは 言葉を超えて 愛を伝える ビン詰めにされた ム… アーティスト・コラム> 映画が公開の今、改めて聴くビートたけしの「浅草キッド」 話題のNetflix映画『浅草キッド』が、12月9日に配信スタート。映画の原作であるビートたけしの自伝小説『浅草キッド』が発表されたのは1988年だが、ここで紹介するビートたけしの名曲「浅草キッド」が生まれたのは、それより以前のこと。 楽曲の誕生にはこんなエピソードがある。 高倉健主演映画『夜叉』(1985年8月公開)の福井ロケにビートたけしが参加する際に、たけし軍団のグレート義太夫に曲を作るから… アーティスト・コラム> 高橋由美子-“令和に復活した20世紀最後の正統派アイドル”を追体験できる映像作品!(ライブレポート:後編) Text: 濱口英樹 ■ライブレポート(後篇)(前編から続く) 自身が主演したドラマの主題歌を3曲続けて歌った高橋は「友達でいいから」のアウトロで舞台の奥に姿を消すが、入れ替わるようにステージにはグランドピアノとギタースタンドが登場。やがて赤のオフショルダーのパンツドレスに着替えた高橋が、この日のゲスト、鈴木大介・近藤嘉宏とともに現れた。登場時のBGMは3人が親交を深めるきっかけとなったNHK-… アーティスト・コラム> 高橋由美子-“令和に復活した20世紀最後の正統派アイドル”を追体験できる映像作品!(ライブレポート:前編) 2021年12月15日、高橋由美子のライブ映像作品『30th Anniversary Live 令和だ!由美子だ!全員集合!~日本青年館で逢いましょう~』がBru-ray/DVDとしてリリースされる。これは同年6月27日にデビュー30周年を記念して開催された同名公演の模様を収めたもの。コンサート本編を収録したBlu-ray通常盤、DVD通常盤に加えて、特典DVDと特典CDを同梱したデラックス・エデ… アーティスト・コラム> Spotify公式プレイリスト"Christmas Cocktail Jazz"に唯一ピックアップされた日本人バンド Kazumi Tateishi Trioの魅力 大伴公一 クリスマスにピッタリのSpotify公式プレイリストと、そこに唯一紹介された日本人バンドについて。 アーティスト・コラム> 名匠が愛した歌姫が監修・選曲した音楽ファン待望の作品集 生涯で手がけた作品はおよそ3,000曲。シングル盤の総売り上げ枚数は歴代1位の約7,600万枚――。日本のポピュラー音楽史上最大のヒットメーカーとして、1960年代から活躍を続けてきた作編曲家・筒美京平が旅立ったのは2020年10月7日。その偉業を称える声は日を追うごとに高まっている。 筒美を特集した番組が放送される一方、関連書籍やCDの発売も相次いでいるが、没後1年にあたる2021年10月20日… アーティスト・コラム> 宮崎美子 アルバム『スティル・メロウ』の聴きどころ 「いまもピカピカに光っている!」 本盤を聴けば、きっとそう感じてもらえることだろう。作品に対しても、歌い手に対しても――。 近年は女優としてだけでなく、芸能界きっての知性派として、クイズ番組でも大活躍の宮崎美子が歌手としてデビューしたのは1981年。ミノルタのCM(曲:斉藤哲夫「いまのキミはピカピカに光って」)に出演して社会現象を巻き起こし、TBS系ドラマ『元気です!』に主演した翌年のことだった。… アーティスト・コラム> paris match 杉山洋介が語る『type Ⅲ』制作秘話 マスターピース・コレクション第2弾でリイシューされたparis matchの名盤をアーティスト自身が解説。