昭和時代を彩ったスター歌手たちにスポットをあてた新しい切り口のベストアルバム・シリーズ、「日本の流行歌スターたち」。2019年の発売開始以来、流行歌・歌謡曲ファンに絶大な支持を受け続けるこの人気シリーズが、2021年12月15日発売の新譜でついに全50タイトルに到達しました。第9弾となる今回のラインナップは、宝 とも子、児玉好雄、新橋喜代三、野崎整子、東海林太郎の5タイトル。

宝 とも子は約20年ぶりのアルバム発売。初CD化曲15曲を含む全24曲。ボーナス・トラックとして’70年再録の「セ・シ・ボン」（初CD化）も収録。あの情熱的な歌声が鮮やかに艶やかに甦ります。児玉好雄、新橋喜代三、野崎整子は、今回が初のベストアルバム発売。児玉好雄にはキングレコード音源に加え、ボーナス・トラックとして「無情の夢（日本歌手協会設立記念録音）」も特別に収録。新橋喜代三にはポリドールからのデビュー前の喜代治時代の吹き込み音源から、昭和30年代に録音した民謡アルバムまで、歴史的価値の高い音源が全25曲！名作家・東 辰三が発掘した歌姫・野崎整子は全23曲中、22曲が初CD化という、まさに奇跡のベストアルバム！

そして記念すべきシリーズ50作目には、昭和歌謡の礎でもある名歌手・東海林太郎が初登場。シリーズ中で最も多い全31曲も収録！そしてその中の25曲がなんと初CD化という、貴重録音のオンパレードです。さらに代表曲「赤城の子守唄」は、東海林太郎が初代会長を務めた日本歌手協会の設立記念として録音された幻の音源をボーナス・トラックとして収録！また昭和42（1967）年発売のアルバム『明治大正流行化史』で発売されて以来、未CD化であった「お江戸日本橋」「戦友」「船頭小唄」など明治・大正期の流行歌の数々もなんと今回初復刻。監修の合田道人氏による全16ページに及ぶ渾身の解説も、50作目という節目の相応しい読みごたえたっぷりの内容になっています。

さあ素晴らしき昭和歌謡の世界をとくとご堪能ください！

「日本の流行歌スターたちシリーズ」ラインナップ